2024/01/30 11:28
最近のWindows PCでは、初期状態でデバイスの暗号化(BitLocker)が有効になっているものが多くなってきています。
この機能が有効になっている場合、ディスクの故障でリカバリー等を行う際、BitLocker 回復キーを求められることがありますので、このキーを事前に取得しておく必要があります。
(このキーがないと作業が行えず、最悪、PCが使えない状態になってしまいます。)
「Cドライブに鍵マーク」が表示されている あるいは、検索窓に「BitLocker」と入力し、「BitLockerの管理」を選択して表示される BitLockerドライブ暗号化の画面で「C:BitLockerが有効です」が表示されている場合は、BitLocker が有効な状態です。
BitLocker 回復キーの取得方法は、以下の方法がありますので、デバイスの暗号化(BitLocker)を有効にしている場合は、必ず回復キーを取得し、なくさないよう保管しておいて下さい。
・検索窓に「BitLocker」と入力、BitLockerの管理 を選択する。
・BitLockerドライブ暗号化の画面になるので、「回復キーのバックアップ」を選択する。
・3つの選択肢が表示される。
この場合は、「Microsoftアカウントに保存」を選択することでオンラインストレージにOneDriveに保存することができます。
保存された回復キーは、Microsoft アカウント|BitLocker 回復キー にアクセスし、Microsoft アカウントの情報でサインインすることで、BitLocker 回復キーを取得することができます。
この場合は、「ファイルに保存する」か「回復キーを印刷する」を選択します。
「ファイルに保存する」 では、テキストファイルへの出力が可能ですが、暗号化しているドライブ上(Cドライブ内)に保存できませんので、保存先には、USBメモリなどの外部記憶媒体を利用する必要があります。
「回復キーを印刷する」 では、紙に印刷するか、PDFファイルとして出力することが可能です。
「回復キーを印刷する」をクリックし、プリンターの選択画面で、印刷するプリンタを選択すれば、紙に印刷されたものが残ります。
「Microsoft Print to PDF」を選択すれば、PDFファイルとして残すことができます。
※ PDFファイルをCドライブ内に保存したままだと、トラブルの際利用できませんので、こちらの場合も外部記憶媒体に保存しておく必要があります。