FBG - Kagawa University & Shinko Electric Wire Co., Ltd.

FBGファイバーグレーティングを設計・作製します!
  ※新しいパンフレットができました(^^)/

《共同研究》FBG
高機能ファイバーグレーティング作製技術の研究とその用途開発

  −香川大学工学部材料創造工学科 江島・須崎研究室【リンク】
  −伸興電線株式会社【リンク】


   ○ 第12回光通信技術展(FOE2012)に出展します。[伸興電線(株)]
    (東京ビッグサイト:2012年4月11日〜13日)
        出展品目:FBGセンサーシステムデモ機、各種FBG

   ○ 第10回ファイバーオプティクスEXPO(FOE2010)に出展しました。[伸興電線(株)]
    (東京ビッグサイト:2010年1月20日〜22日)
        出展品目:メタライズドFBG、ポリイミドコートFBG、センサー用FBG、
        長周期FBG、レーザー用FBG、その他各種FBG(PANDA等)

   ○ イノベーション・ジャパン2009−大学見本市−に出展しました。[香川大学須崎研究室]
    (東京国際フォーラム:2009年9月16日〜18日)
        出展テーマ:光ファイバセンサー応用のためのFBG新技術

   ○ 第9回ファイバーオプティクスEXPO(FOE2009)に出展しました。[伸興電線(株)]

    (東京ビッグサイト:2009年1月21日〜23日)
        
出展品目:メタライズドFBG、ポリイミドコートFBG、センサー用FBG、
        レーザー用FBG、その他各種FBG(PANDA等)


   ○ インターオプト2008に出展しました[伸興電線(株)]
    (幕張メッセ、2008年9月10日(水)〜12日(金))
        出展品目:ポリイミドコートFBG、センサー用FBG、レーザー用FBG、その他

   ○ 光ファイバ総合技術展に出展した。[伸興電線(株)]
    (パシフィコ横浜: 2008年4月23日〜25日)
        出展品目:メタライズド(金属薄膜コーティング)FBG、センサー用FBG、
        レーザー用FBG、その他各種FBG(PANDA等)


   ※ 展示会の資料(2006年)

  本共同研究においては、各種FBGの製造方法、および、その応用利用について研究開発を行っています。各種波長帯のFBGを短納期、低価格で製造できます。歪センサ、圧力センサ、 温度センサ等の各種センサ用途に、また、光通信部品としてご使用いただけます。 ポリイミドコートFBGも承っております。お問い合わせください。

   技術相談、設計試作、共同研究など、気軽にお問い合わせ・ご相談ください!



概 要

 本共同研究開発は、香川大学工学部と振興電線株式会社が中心となるプロジェクトとして、経済産業省および文部科学省より助成を受けてスタートしました。また、ファイバーラボ株式会社および株式会社共和電業といっしょに応用製品の共同開発も行っています。

 FBG (ファイバーブラッググレーティング、または、ファイバーグレーティング)とは、光ファイバーに紫外レーザー光を照射することによって、光ファイバー中のコアの屈折率に周期的な強弱を持たせたものです。その結果ファイバー長手方向に周期的な屈折率変調が得られ、周期(Λ)に合致した波長(λ=2nΛ)の光信号のみが反射し、他の波長の光信号はこの周期的屈折率変動を感知せず通過します。(下図)

 FBGは非常に単純で基本的は光ファーバーデバイスであり、光ファイバーを用いた多波長通信における合・分波器をはじめ、温度センサー、歪みセンサー、水位計など広範囲の利用が可能です。

  図 FBG(ファイバーグレーティング)が特定の波長の光のみを反射する原理

特 長
 本共同研究グループでは「2光束干渉法によるFBG作製装置」を世界で初めて完成させました(2006、本グループ調べ)。従来より一般に用いられている「位相マスク法」では、多数波長のFBGを製造する場合、1波長に対してそれぞれ1枚づつの位相マスクが必要でした。しかしながら我々の2光束干渉法を用いることにより、対応波長の異なるFBGの作製を、高価な位相マスクに因らず行えるので、安価に迅速に作製する事が可能になりました。

 下図は、2光束干渉法を用いて、対応波長を0.5 nmづつ変化し作製したFBGによる反射スペクトルです。あらゆる波長に対応したFBGを正確に迅速に作製できる事がわかります。世界最高水準スペクトル波形、高精度。


  図 作製した 40ch-FBG の反射スペクトルの例

FBG紹介・製品紹介
共同研究の履歴
  • 平成19-20年(2007-2008):平成19年度産官学共同開発事業,【(財)かがわ産業支援財団】
    「光ファイバーを用いた常時モニタリングのための高安定性FBG(ファイバーグレーティング)歪みセンサー開発」
     
  • 平成18年(2006):シーズ発掘試験、地域イノベーション創出総合支援事業重点地域研究開発推進プログラム,【独立行政法人科学技術振興機構(JST)】
    「光ファイバーを用いた常時モニタリングのための高安定性FBG歪みセンサー開発」
  • 平成14-16年(2002-2004):平成14年度産官学共同開発事業,【(財)かがわ産業支援財団】
    「ファイバー型DFBレーザー光源の研究と開発」
     
  • 平成14-16年(2002-2004):平成14-16年度独創的革新技術開発研究、【文部科学省】
    「高機能ファイバーグレーティング作製技術の研究とその用途開発」
    伸興電線(株),ファイバーラボ(株),香川大学工学部,高松高専 【報告会展示パネル(2005)】
     
  • 平成12年(2001)3月:平成12年度即効型地域新生コンソーシアム研究開発事業,【NEDO】
    「光通信波長多重用ファイバー型デバイスの開発」
    香川大学工学部(総括研究代表者:江島正毅)、伸興電線(株)(副総括研究代表者:木村進)、KDDファイバーラボ(株)、高松高専
     
論文発表

 連絡先:
 〒761-0396香川県高松市林町2217-20
 香川大学工学部材料創造工学科 須崎嘉文
090-7787-2125
 suzaki@eng.kagawa-u.ac.jp


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