現在は教育システムあるいはe-Learningシステムと呼ばれる教育ソフトウェアは、最初、CAIシステムと呼ばれていました。CAIは
の略称になります。「シーエイアイ」と呼称されます。
CAIの日本語訳はいくつかありますが、
が代表的と思います。ちなみに工学的な観点からは前者、教育学的な観点からは後者が使われる傾向が高いと言われています。ただし、あまり、強くその傾向を意識したことは個人的にはないのですが。
CAIの目的は、理想的には計算機の機能を最大限に活用して、多様な特性(能力・適性)を持つ個々の学習者に最適な教授を実現することです。しかし、このような教育システムを開発するには、まだまだ困難な点が多くあります。
以下は、CAIにおける教授・学習モデルと呼ばれているものです。このような結構複雑な仕組みを実現することは研究としてはチャレンジングで面白いものとなります。