基本コンセプト

    基本コンセプトとその狙い
    • 基礎的な技術・知識の習得と創造力の涵養
    • 日常ものづくりと先端ものづくり
    • 教員と学生との共用施設
    • オープンな環境
    ものづくり教育との関係
    • 短期集中的なカリキュラムの設定
    • 講義での積極的活用
    • 専門科目の新たな履修方法
    • 講義の新設・実施
    • 施設見学
    • 公開講座等の実施


基本コンセプトとその狙い

・基礎的な技術・知識の習得と創造力の涵養
学生に,ものづくりに必要な基礎的な技術・知識を習得させると共に,創造力の涵養を図ります.
・日常ものづくりと先端ものづくり
学部の基礎教育としての実験・実習,あるいは,学生の課外活動としてのいわゆる「日常ものづくり」に加えて,新たな機能デバイス,センシングデバイス等の開発を目指す「先端ものづくり」のための環境を提供します.
・教員と学生との共用施設
教員と学生が学科,研究室の枠組みを越えて,ものづくりを行うことのできる環境を作り,より幅広い知識・技術の習得と独創的なものづくりを実現します.
・オープンな環境ものづくり
工房内は,極力,オープンスペースを確保し,各種のものづくり講座やコンテスト等が容易に行えるよう配慮します.また,各オープンスペースは,極力,ガラス張りとして,物理的にも透明性を確保し,開放的な印象を与えると共に,工房内で作業する人の安全の確保を目指します.

ものづくり教育との関係
 ものづくり工房は,ものづくり技術者を育てるための実践的な教育及び先端的な研究を行うことを目的として,設置されたものであります.ものづくり教育をどのように進めるかについての議論とともに,議論の結果を容易に実践に導くことができる環境の整備を図っています.
以下は,ものづくり工房を使用してのものづくり教育を行うために工学部各教官に依頼している項目と内容であります.

・短期集中的なカリキュラムの設定
夏期,春期の休み期間に集中的な実習・演習プログラムを設けることによってものづくりに必要な基礎技術・基礎能力を身につけさせる.
・講義での積極的活用
一部の講義についてはシラバスの内容を変更し,ものづくり工房を積極的に利用する.
・専門科目の新たな履修方法
ものづくり工房で行われる内容の一部を専門講義の補完的な演習・実習として読み換えたり,単位認定を行う.
・講義の新設・実施
先端設備を使用した講義の新設・実施
・施設見学
先端設備見学者への積極的な説明
・公開講座等の実施
ものづくりに関する本学主催の公開講座などの積極的な開催.




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