季節の写真2026年度


放送大学(公開講演会@三豊市)
「ノーベル賞とMOF ─ 希少糖錯体と
『もふもふ構造』の世界へ ─」

講師:石井知彦(香川大学創造工学部教授)
開催日時:2026年12月5日(土)13:30〜15:00
場所: 三豊市市民交流センター
定員:80名
事前申込不要。入場無料。
公開講演会チラシ

令和8年8月20日、L-Talitolの
単結晶X線構造解析の論文が、IUCrDataに受理されました。
T. Takashita, Y. Horii, S. Miyoshi, and T. Ishii,
"L-Talitol",
IUCrData, (accepted on August 20th, 2026, in press).


令和8年8月17日、希少糖の水素結合とFIMsに関する論文が、
Adv. Sustain. Sci. Eng. Technol.に受理されました。
M. Aoe, T. Takashita, R. Takata, K. Takeshita, and T. Ishii,
"Electronic Structure-Driven Hydrogen-Bond Site Selectivity in
Ketohexose Crystals: DV-Xα Calculations and Full Interaction Maps",
Adv. Sustain. Sci. Eng. Technol., (accepted on August 17th, 2026).


令和8年8月17日、希少糖の電子構造と物性に関する論文が、
Adv. Sustain. Sci. Eng. Technol.に受理されました。
R. Takata, T. Takashita, M. Aoe, K. Takeshita, and T. Ishii,
"Electronic Structure-Property Relationships in Ketohexoses:
Implications for Crystal Engineering and Functional Rare Sugar Materials",
Adv. Sustain. Sci. Eng. Technol., (accepted on August 17th, 2026).


令和8年8月8日、Methyl α-D,L-sorbosideの
単結晶X線構造解析の論文が、IUCrDataに受理されました。
T. Takashita, Y. Horii, K. Takeshita, and T. Ishii,
"Methyl α-D,L-sorboside",
IUCrData, 11(8), x260858 (9 pages) (2026).
https://doi.org/10.1107/S2414314626008588

令和8年8月7日、球面調和関数についてまとめました。
球面調和関数の特設ページは、 こちら


令和8年8月5日、Ethyl α-D-sorboside monohydrateの
単結晶X線構造解析の論文が、IUCrDataに受理されました。
T. Takashita, Y. Horii, K. Takeshita, and T. Ishii,
"Ethyl α-D-sorboside monohydrate",
IUCrData, 11(8), x260804 (7 pages) (2026).
https://doi.org/10.1107/S2414314626008047


令和8年8月4日、L-Iditolの
単結晶X線構造解析の論文が、IUCrDataに受理されました。
T. Takashita, Y. Horii, A. Otabara, and T. Ishii,
"L-Iditol",
IUCrData, 11(8), x260801 (7 pages) (2026).
https://doi.org/10.1107/S2414314626008011


令和8年8月3日、2-Deoxy-D-galactitolの
単結晶X線構造解析の論文が、IUCrDataに受理されました。
T. Takashita, Y. Horii, A. Yoshihara, M. Aoe and T. Ishii,
"2-Deoxy-D-galactitol",
IUCrData, 11(8), x260794 (8 pages) (2026).
https://doi.org/10.1107/S2414314626007947


令和8年8月1日、希少糖の結晶密度に関する論文が、
Adv. Sustain. Sci. Eng. Technol.に受理されました。
T. Takashita, R. Takata, M. Aoe, K. Takeshita, and T. Ishii,
"Structural Characterization of Rare Sugars
Based on Crystal Density and Molecular Orbital Calculations",
Adv. Sustain. Sci. Eng. Technol., (accepted on August 1st, 2026).

令和8年7月28日、セトラスホールディングスの山地さんと池上さんと田村さんの訪問を受けました。山地さんが社会でバリバリとご活躍の様子、たいへん嬉しく思います。在校生も皆、社会ではどの様な能力が必要とされるのかを知り、大学時代にしっかりと学ぶことの重要性を理解してくれたと思います。



令和8年7月25日、高下さんと前田さんと武島さんの三名が、2026年度応用物理・物理系学会中国四国支部合同学術講演会に参加しました。 学会では、自身の研究成果を発表するとともに、他大学や研究機関の研究者・学生による講演を聴講しました。研究成果は、実験や計算によって得られたデータそのものだけではなく、その物理的・化学的意味を論理的に説明し、第三者へ正確に伝えることによって初めて学術的価値を持つことを再認識しました。また、異なる分野の研究発表に触れることで、自らの専門分野を俯瞰的に捉え、新たな研究の着想や学際的連携の重要性について理解を深めました。 学会終了後は、食品科学と生体分子の相互作用を学ぶ目的で、宇和島風鯛めしをいただきました。新鮮な鯛の筋肉タンパク質(ミオシン、アクチン)は、加熱による変性を受けていないため、本来の高次構造を保持しています。一方、卵黄にはリン脂質(レシチン)やタンパク質が豊富に含まれ、醤油中のアミノ酸や糖類とともに複雑な分子間相互作用を形成しています。三人は、食品の「美味しさ」は単なる味覚ではなく、タンパク質、脂質、水分子、水素結合ネットワークなどが織りなすソフトマテリアルの物性として理解できることを学びました。 続いて、愛媛県の名物である「蛇口からポンジュース」を体験しました。ポンジュースには、クエン酸、アスコルビン酸(ビタミンC)、各種フラボノイド類が含まれており、酸味や香りは分子構造と化学平衡によって決定されています。クエン酸はカルボキシル基を三つ有する有機酸であり、その解離平衡は味覚受容体の刺激と密接に関係しています。また、柑橘類特有の香り成分であるリモネンなどのテルペン類は揮発性が高く、分子運動と拡散現象を通して嗅覚へ伝達されます。三人は、地域の特産品が食品化学や天然物化学の教材として極めて興味深い対象であることを理解しました。 その後、道後温泉周辺を訪れ、ちょうど開催されていた夏越祭を見学しました。夏越祭は、一年の前半に蓄積した穢れを祓い、残る半年間の無病息災を祈願する日本の伝統行事です。三人は、伝統文化を単なる宗教的儀式としてではなく、人間社会が長年にわたり培ってきた文化システムとして捉えました。特に、人が一定周期で行動を繰り返すという点は、結晶構造における周期性や、物質科学における自己組織化現象とも共通する概念を有しており、自然科学と人文科学との間には普遍的な「秩序形成」という考え方が存在することに興味を示しました。 さらに、道後温泉駅前の坊っちゃんからくり時計を見学しました。一定時間ごとに精密な動作を繰り返すからくり機構は、歯車、軸受、リンク機構などの機械要素によって構成されており、摩擦、潤滑、材料疲労などの機械工学・材料工学の知見によって長期間の安定動作が支えられています。また、周期運動を高い再現性で維持するためには、寸法精度や熱膨張係数、耐摩耗性など材料の基本特性が重要であることを学びました。 今回の学会参加を通じて、三人は研究成果を社会へ発信することの重要性を学ぶとともに、地域文化や伝統産業、食品、機械、自然現象を科学的視点から観察する姿勢を養いました。大学における研究活動は研究室内だけで完結するものではなく、学会や地域社会との交流を通じて視野を広げることが、新たな研究の発想や学際的研究へとつながることを実感した一日となりました。




       


2026年7月20日、石井研ワールドカップ2026は小比賀さんが優勝しました。おめでとうございます。

石井

 

高石
4位

高石

小比賀
優勝

小比賀
準優勝

三好
3位

八村

來栖

高下

高下

 

青江

高石

高石

來栖

 

 

來栖

 

 

 

八村

若林

若林

 

 

佐藤

 

八村

八村

 

 

熊谷

熊谷

小比賀

小比賀

三好

三好

三好

三好

 

 

小比賀

小比賀

 

山本

 

 

大田原

大田原

 

山中

山中

山中

 

 

 

 

 

 

 

 


2026年7月17日、石井研ビア。石井研顧問の竹下さんには、いつも希少糖に関する有益なアドバイスを頂いております。

2026年6月26日〜7月4日まで、デンマークのオーデンセ(Odeon Conference Center, Odense, Denmark)で開催された国際会議 46th International Conference on Coordination Chemistry (ICCC)に出席し、講演を行いました。

特設ページは、こちら


令和8年6月26日、希少糖の単結晶構造のまとめが、
生物工学会誌に掲載されました。
石井知彦、高下朋子、
"希少糖の結晶構造ー希少糖結晶に多形は存在するかー",
生物工学会誌, 104巻, 238-240 (2026).
(DOI:10.34565/seibutsukogaku.104.6_238)

2026年6月16日、居村さんが遊びに来てくれました。石井研の在校生はいつも、卒業生によって支えられています。




   

2026年5月31日〜6月4日まで、韓国の済州島(ICC Jeju)で開催された国際会議 The 4th Global Conference of Innovation Materials (GCIM) & MRS-K Spring Meetingに出席し、招待講演を行いました。ハンバット大学のKihyun Shin先生には大変お世話になりました。

特設ページは、こちら


祝 山本紘生 ポスター発表賞 受賞
令和8年5月23日、高下さんが、広島大学において開催された第17回中国四国地区錯体化学研究会において、招待講演を行いました。また、山中さんと山本さんがポスター発表を行い、山本さんが、ポスター賞を受賞しました。日頃から、大変細やかなデータの解析を進めてくださり、その研究成果が認められ、大変おめでとうございます。






               


令和8年5月18日、山中さんが、科学技術振興機構(JST)「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)〜博士後期課程学生の挑戦を支援する〜」(香川大学採択提案「地域密着型イノベーションを可能とする次世代研究者育成プログラム」)の支援対象学生として選出されました。
祝 山中有 SPRING支援対象 決定


令和8年5月3日、ケトヘキソース4種類のキラル&ラセミ結晶構造の論文が、
イギリス化学会(RSC)のCrystEngCommに受理されました。
T. Takashita, R. Takata, M. Aoe, K. Takeshita, and T. Ishii,
"Complete Structural and Electronic Comparison of Chiral and Racemic Ketohexoses:
Hydrogen-Bond Network Topology and Interaction Strength Distribution",
CrystEngComm, 28, 3387-3395 (2026). (DOI:10.1039/D6CE00205F)

令和8年5月3日、石井研25周年同窓会。

特設ページは、こちら


令和8年5月1日、香川大学非公式キャラクター「かだいぬ(KADAINU)」が誕生しました。本名称は、「香川大学(かだい)」と「課題(かだい)」という二つの意味を重ねた語呂合わせに由来しています。本キャラクターは、香川大学の教育理念(ディプロマ・ポリシー:DP)を象徴する存在として、本学が重視する「課題探求・課題解決能力」を体現し、その価値を広く発信することを目的としています。

(どなたでもご自由にお使いください。)
かだいぬのページ。かだいぬ。香川大学石井研究室キャラクター

令和8年4月18日、高下さんと前田さんが、海洋環境とエネルギー材料の視点から敦賀に行きました。近隣に位置する原子力発電施設の存在は、核分裂反応により生じるエネルギー変換の現実的スケールを想起させました。二人は、エネルギー密度の観点から化学エネルギー(燃焼)と核エネルギーの桁違いの差異について再認識しました。次に、結晶構造とマクロ形態の対応を調べる目的で、東尋坊に行きました。玄武岩の柱状節理に着目し、幾何学的に整列した六角柱構造は、溶融状態からの冷却に伴う収縮応力の最小化という「エネルギー最小化原理」によって説明されます。二人は、これを結晶学における対称性(特に六方対称性)や、自己組織化現象と関連付けました。ミクロな結晶構造と、マクロな割れ目パターンとの間に見られるスケール横断的な秩序形成は、材料科学における「構造・機能相関」の典型例として理解されました。さらに、東尋坊の海面に見られる光のきらめきは、水分子の集団的な運動や界面でのダイナミクスと関係しており、これらはテラヘルツ波領域の電磁波で観測される低エネルギー励起(分子間振動や水素結合ネットワークの揺らぎ)と密接に関連していると考えられます。二人は、目に見えるマクロな光の散乱現象と、テラヘルツ領域で記述される分子レベルのダイナミクスとの対応に興味を示しました。次に、有機材料の劣化と再生を調べる目的で伊勢神宮に行きました。建築材料としての木材(主成分:セルロース、ヘミセルロース、リグニン)の化学的安定性に注目しました。特に、セルロースのβ-1,4-グリコシド結合の加水分解や、リグニンの酸化分解といった劣化過程が、時間とともに進行することを確認しました。一方で、20年ごとの式年遷宮は、材料の「完全リセット」による構造維持というユニークなシステムです。これは人工材料におけるリサイクル・再生プロセスとも比較可能です。二人は、耐久性を追求する現代材料科学と、周期的更新によって機能を維持する伝統技術との対比に強い関心を示しました。最後に、食品化学と希少糖との関係を調べる目的で、おかげ横丁に行きました。おかげ横丁では、食品を「複雑系化学物質」として解析しました。赤福餅に含まれるスクロース、グルコース、フルクトースは水素結合ネットワークを形成し、あんこの粘弾性や保水性を決定しています。ここで二人は、希少糖に着目しました。ヒドロキシ基の立体配置のわずかな違いが、甘味度や水和構造、結晶化挙動を大きく変化させる点は、食品物性の分子設計そのものです。希少糖を用いれば、あんこのテクスチャーや保存性を制御できる可能性があります。また、緑茶中のカテキンの抗酸化作用とあわせ、二人は「美味しさ」を受容体・リガンド相互作用と分子間相互作用の統合現象として理解しました。


                     

令和8年4月9日、高下さんが、世界初の〇〇単結晶のX線構造解析に成功しました。みんなでアイスでお祝いをします。博士フェスティバルの運営も大変ありがとうございます。

令和8年4月2日、集合写真を撮りました。


令和8年4月1日、NaClイオン結晶の角に帯電される電荷のメカニズムの論文が、
Adv. Sustain. Sci. Eng. Technol.に受理されました。
T. Ishii, R. Horiuchi, T. Takashita, T. Nishimura, and G. Sakane,
"Fractional Corner Charges in Ionic Crystals: A Case Study of
Sodium Chloride Using the DV-Xα Molecular Orbital Method",
Adv. Sustain. Sci. Eng. Technol., 8(2), 02602034-01 - 02602034-011 (2026).

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