ScrivenerEndNoteを用いる方法

平成25年3月11日 更新

 Scrivenerは、Wordに比べて長い論文を執筆するのにとても便利なソフトです。またEndNoteは、論文を引用するのに無くてはならないソフトです。以下に、EndNoteをScrivenerで用いる方法を説明します。論文の引用と自動的に番号を振る機能はもちろんWordでも可能ですが、この方法では、本文中で同じ論文を再度引用する場合にとても簡単・便利です。


1. EndNoteで論文を選び「コピー(マックではコマンド + C)」。

2. Scrivenerで論文を入れたい場所に「ペースト(コマンド + V)」。例えば{Ishii, 2012 #1}の様に貼り付けられる。

3. 論文の数だけ1.と2.を繰り返す。再度引用する論文にも、同様に1.と2.を行う(初回に引用した番号が割り当てられる)。

4. コンパイルし「リッチテキスト形式(Rich Text (.rtf - Word Compatible))」で保存する。

5. EndNoteの「Tools」 → 「Format Paper」 → 「Format Paper...」で、4.で作成したリッチテキストファイルを選択する。

6. 「Output Style:」を指定(JACSなど)してフォーマット、「リッチテキスト形式(.rtf))」のまま保存。必要に応じて、Wordなどで開く。


香川大学工学部 石井知彦