第22回DV-Xα研究会

平成21年8月5-7日(香川大学幸町キャンパス)


 第22回DV-Xα研究会が、香川大学幸町キャンパスにおいて開催されました。四国では初めてとなるこの研究会を、今回石井研が主催させていただくこととなりました。

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 まずは、ポスター発表です。渡邉僚介君のタイトルは、「有機磁性体における分子内ferro, antiferro発現メカニズムの解明」です。

 渡辺洋平君のタイトルは、「フォトクロミック化合物の構造変化に伴う電子構造の変化」です。

 園田君のタイトルは、「メタロセンの電子構造と分子軌道の可視化」です。


 次にオーラル発表です。まずは、劔持君の発表です。「銅二核錯体における発光スペクトルの電子論的考察」というタイトルで、発光波長の配位子依存性を電子論的に解明しています

 田原君です。「配位結合型人工DNAにおける強磁性的相互作用メカニズムの解明」というタイトルで、金属イオン間に働く強磁性的な相互作用のメカニズムを発表します。

 最後は片岡君です。「五重結合を有する二核金属錯体の電子構造と配位環境依存性」というタイトルで、二核金属における結合の多重生を向上させるための配位環境の検討を行っています。

 ウルム大学のTimo Jacobです。彼はこれまで私が出会った中でも抜群に優秀な科学者で、まさに天才です。


 懇親会の会場です。みんな朝7時から働いているので、くたくたです。おなかもぺこぺこです。

 渡辺洋平:「劔持さん、色の研究って、本当に難しいですねー。」
 劔持:「そんなの簡単だよ。俺に付いてきなさい。」


 「配位結合型人工DNAにおける強磁性的相互作用メカニズムの解明」というタイトルで発表を行った田原君が、今回、最優秀オーラル発表賞を受賞しました。手前に移っているのは、名古屋大学の森永 正彦先生(DV-Xα研究協会 会長)です。

 田原:「努力は認められるなー。」
 劔持:「次は俺だ。」


学生の皆さん、大変お疲れ様でした。大変お世話になりました。