ゲッティンゲン

平成13年11月3日現在


 今日は、ゲッティンゲンに行って来ました。

 ゲッティンゲンは、カッセルと同じメルヘン街道にあります。ニーダーザクセン州の南端に位置します。カッセルからは電車で1時間弱と、比較的近いです。この町の大学、ゲッティンゲン大学は非常に有名です。全生徒数が3万人を越えます(カッセル大学の倍)。40人を越えるノーベル賞受賞者が、ここで教鞭を執ったり卒業したりしています。カッセルでおなじみのグリム兄弟も、ここで8年間教えていたそうです。

 この大学で博士号を取得した学生は、マルクト広場にある「がちょう娘リーゼル」にキスをします。リーゼルにしてみたら、こんな迷惑な話はありません。リーゼルは、花をいっぱい持って立っていました。きっと苦労をしている学生たちからの贈り物なのでしょう。お陰で、肝心のがちょうは、彼女の裏に回らないと見えませんでした。この像の後ろに立っているのが、旧市庁舎です。
がちょうを発見しました。

 町の風景です。

 駅に戻って、おみやげ店で絵はがきを見ていたら、ゲッティンゲン大学に門があることが分かり、早速戻って写真を撮ってきました。将来ここで教えることが出来たら最高です(そのためにはまず、ノーベル賞を取らないと)。