カッセルの風景1(Wilhelmshohe)

平成13年10月6日現在


 ドイツのほぼ中心に位置するカッセルは、ドイツ国内の芸術についても中心です。第二次大戦後、西ドイツの首都候補として、ボンやフランクフルトと共に名をつらねました。現在のベルリンが東京にたとえるなら、ボンは京都、カッセルは奈良と言った感じです。

 カッセルで最も有名なのが、このWilhelmshoheです。今日はバスタクさんに、ここを案内していただきました。

町の中心部から、Wilhelmshoheまでは、まっすぐな道が続いています。トラムで行くことも可能です。1番トラムの終点で降ります。ちなみに、この側には、温泉もあります。

このWilhelmshoheは、非常に大きな公園になっています。この公園の入り口には池があり、白鳥の姿も見えました。ちなみに、10月の初めですが、天候はどんよりとしており、今にも雨が降りそうです。少し肌寒く、ユニクロのフリースが離せません。
隣にいるのが、バスタクさんです。上に見えるのが、美術館です。とても大きな建物です。ドイツでも三本の指に入る、有名なものです。この美術館に隣接して、ホテルがありますが、超高級だそうです。

この美術館を正面から見ると、こんな感じです。

美術館の前です。とても綺麗な庭です。遠くにヘラクレスがかすんで見えます。これからヘラクレスまで、歩いていきます。

ようやくカスケードまでたどり着きました。ここは、(夏の間だけ)毎週日曜日と水曜日に、水が流れ落ちて滝のようになります。それはそれは見事らしいのですが、残念ながら10月は見られないそうです

ようやくヘラクレスまでたどり着きました。頂上には、カフェテリアがあって、ビールでくつろぐことが出来ます。本日のビールは、バスタクさんおすすめのWeissビールです。このビールは本当においしいです。エビスビールの3倍はこくがあります。

ヘラクレスから、今まで上ってきた道を見下ろすとこんな感じです。町の中心地まで、まっすぐな道が続いている様子が分かると思います。

ちなみに、これがヘラクレスです。なんでも、近々世界遺産に認定されるそうです。塔のてっぺんに立っています。ここまで歩いて上って来て、おいしいビールを飲み、歩いて下りて帰ります。精神的にも肉体的にも、非常に心地よく、心身共に健康になりました。それもそのはず、ヘラクレスは、「健康」の神だからです。