EPS仮想プリンタの設定は終わりましたか??
GSviewはインストールされていますか??
それではいよいよ、PowerPointで作成した図をEPSファイルします。
----- 1. PowerPointで新規プレゼンテーションを作成し、
[ファイル]→[ページ設定] から、スライドサイズを【A4】、印刷の向きを【縦】にします。
PowerPoint2007の場合は、[デザイン]→[ページ設定]
2.PowerPointで、図を作成します。 このとき、EPSファイルにするために、必ず【左上隅】ギリギリに図を配置します。3.[印刷]をクリックして、 ・[プリンタ名]をEPSプリンタにする。 ・[ファイルへ出力]、[現在のスライド]に、チェックを入れる。 ・[カラー] にする。 【注】本当にプリンタの設定は終わっていますか?もう一度チェックしよう!
4.O.Kをクリックすると、保存場所とファイル名を聞かれるので、 [ファイルの種類]を[すべてのファイル(*.*)]にし、拡張子を[.eps]として保存する。
![]()
5.指定したフォルダ内できたepsファイルを、GSviewで開く。 このままでは空白部分が多く残ってしまうので、図の部分だけをトリミングします。 [File]→[PS to EPS]を選んで、[Automatically...]のチェックを外し、[Yes]を押す。![]()
6.[Click at left]と表示されるので、図の【左端】【下】【右端】【上】を順にクリックします。
クリックし終わると保存場所と名前を聞かれるので、違った名前で保存します。
7.新しいepsファイルをGSviewで開くと、図の範囲が書き換えられているはずです。 このとき、[Options]→[Show Bounding Box]にチェックが入っていると、 図の範囲が点線で囲まれます。範囲が自分の欲しいものであれば、これで終了です!
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以上です。このできたEPSの図を、TeXに貼り付ければO.Kです! 上の方法と同じように、ExcelのグラフをEPSにすることもできますよ。
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オマケ。上の5以降を下の方法でやっても大丈夫!
手動で設定するので、より細かく設定したいときなどに便利。
5.指定したフォルダ内できたepsファイルを、GSviewで開く。 このままでは空白部分が多く残ってしまうので、図の部分だけをトリミングします。 カーソルを図の【左下】と【右上】に合わせ、下の座標を読みます。 【左下に合わせる】 【右上に合わせる】![]()
6.GSviewを開いたまま、epsファイルをメモ帳などのエディタで開きます。
7.メモ帳で開いたepsの[BoundingBox]部分の値を、 先ほど読みとった座標の[左下]、[右上]の順に、値を書き換えます。
8.メモ帳を上書き保存し、GSviewを見直すと、図の範囲が書き換えられているはずです。 このとき、[Options]→[Show Bounding Box]にチェックが入っていると、 図の範囲が点線で囲まれます。範囲が自分の欲しいものであれば、これで終了です!