学生とは

平成22年1月21日 更新

如来
自らも悟り、又他をも悟らせつつあるもの。自他平等の状態。
菩薩
他と共に悟りを得ようとして願をおこし、修行しているもの。初めて自己を越えた状態。
縁覚
生活の中から独り悟りを見つけだした状態。生活者。

声聞

教えを聞くことによって真理を学びとろうとしている状態。学生。

勝れた楽を受けるが、なお苦を免れない。求めることはすべて充たされた人間の最高の状態。しかしそこにもなお苦がつきまとう。
人間
堕落することもできるし悟ることもできる。そういう間的存在。地獄と仏の間、人と人の間、生と死の間。
阿修羅
嫉妬心が強く、常に不安がつきまとい戦いばかりやっている状態。
畜生
互いに他を餌食として生長し、自分のことしか見えない状態。
餓鬼
飲食が得られないために苦の止む時がない。欲求不満の状態。
地獄
極苦処ともいう。生きていることすべてが苦であるという状態。

(十界より)

※科学は、決して宗教ではありません。しかしアインシュタインは「物事の背景には深く隠された何かが存在するはずだ」と述べています。科学者は、常に自然界の摂理、原理原則、科学の真理を探究し続けなければなりません。昨今の不景気の折、各企業はこぞって研究分野からの撤退を行っています。しかしこのままでは国際競争力は衰え、30年後、確実に日本は難民になるでしょう。戦後の日本の科学技術復興がそうであったように、大学における学生の教育と研究こそが、今の日本にはとても大事なのではないかと考えます。


●学生のレベル(出典:中松 博英 先生、尾上 順 先生)

基本レベル 積極的に挨拶ができる。報告・相談・連絡ができる。
教養レベル 覚える科目(高校)から考える科目(大学)への移行。
学部レベル 学部科目全般を体系的に理解できる。
卒研レベル 文献調査、実験計画と実行および結果を客観的に評価できる。
修士レベル 自ら研究遂行,壁を乗り越える経験、自分の理解を人に伝える。
博士レベル 研究動機の把握、探求力、自分のオリジナリテイ、必要に応じ他人を動かす(リーダーシップ)。