ウルム大学

平成22年10月16日(ドイツ・ウルム)


 ドイツのウルム大学(HP)、電気化学研究室(理論系)のTimo Jacob研究室(HP)に三週間滞在し、金属触媒や太陽電池、金属錯体の配位子場分裂、光の吸収や発光、相対論効果、高スピン・低スピンスピンクロスオーバーなどについて、共同研究を行ってきました。成田空港で、菓子「白い恋人」(HP)をお土産として買っていきましたが、大変好評でした。


 ウルム(Wikipedia)は、ドイツの南に位置する町で、ちょうどシュトゥットガルトとミュンヘンの間にあります。ここは、アインシュタインが生まれた町と言うことで、有名です。これは、アインシュタインの泉です。


 共同研究者の皆さんを紹介します。Antonさん(左)は、かつて石井研に一ヶ月滞在していました。Donatoさん(右)は化学者なので、配位子場分裂や分光化学系列にとても詳しい方です。

 Aleixさんは、とてもおもしろい方です。やはり化学者なので、配位子場分裂について詳しいです。

 Wangさんは、とても親切な方です。材料科学やさんですので、電池に詳しい方です。私に、ゲストハウスで使える洗濯機のコインを譲ってくれました。

 Mostafaさん(左)と右の方(まだ研究室に来たばかりの新しい方です)は、お二人とも日本に大変興味を持って下さいました。話がとてもおもしろいです。

 研究室のエース、Payamさん(左)です。計算化学から物理、化学、材料に至るまで、幅広い知識を持っています。長時間ディスカッションをして下さいました。右は、Jochenさんです。相当なハンサムで、しぐさがおしゃれです。もともと数学者ですが、金属表面の反応についての理論計算を得意としています。

 石井です。


 ウルムには、世界で最も高い教会があります。この教会の中には、アインシュタインの式のステンドグラスがあります。

上の写真の、一番右の部分です。

 ウルムには、かつてケプラーも住んでいました。ケプラーの法則は、ここで出版されました。これは、市庁舎です。

 「最も傾いた家」は、現在はホテルとして使用されています。現役です。

 ウルム大学のゲストハウスは、ウィプリンゲン教会の中にあります。ここには、とても美しい図書館があります。


 ウルムです。目の前をドナウ川が流れています。