アパート

平成13年11月17日現在


 10月3日より、ここに住んでいます。部屋の広さは10畳です。生活に必要なものはだいたい備え付きになっています。集中暖房なので、ドイツの寒い冬でもとても快適に過ごせます。週に一度、部屋の掃除をしてくれます。寝具類のシーツ、カバーなどは、二週間に一度交換してくれます。

ちなみに、ベッド側から見るとこんな感じです。

 10月12日に、ようやく荷物を発見いたしました。決して郵便局が届けたのではなく、バスタクさんの力をお借りして「調査」、「追跡」、「発見」したのです。本当にドイツの郵便局は最低です。これが発見されたときの写真です。一面に切手が貼られていました。もちろんこれは、差し出し局である多摩郵便局がしたことなのですが、これも何のためにこんな事をしたのか分かりません。切手に変わる証書はいくらでもあるはずです。ドイツの郵便局員はこの荷物をまともな荷物とは思わなかったようです。もし仮に、切手を貼らなければならないと言う規則でもあるのでしたら、もっと高額の切手をごく少数貼っていただきたいです。この段ボールに貼っているのは、全て50円または80円の記念切手で、余った切手の処分をしたとしか考えられません。

 ともかく、タンスの中の洋服もだいぶ増えました。これでドイツでの生活も潤います。

ちなみに、ドイツに到着したばかりの頃のタンスはこんなでしたから、荷物が発見されてどんなに嬉しかったかが、分かっていただけるかと思います。

 台所は一人で暮らすには十分の広さで、だいたい必要な食器・鍋類が揃っています。コーヒーメーカーもついています。トースターは、小野先生から頂きました。湯沸かし器はスーパーで買いました。1800W (220V)という、日本では考えられないハイパワーで、お湯が一瞬で沸きます。

皿は5枚ずつ、コップ類は6個ずつあります。
料理に必要な道具も、ほとんどあります。箸は日本から持ってきました。

このアパートには、備え付けでイーサネットが来ております。学内のLANとつながっていますが、基本的にはT-DSL(日本のISDNの様な物)になっており、電話はスプリッターで分岐して使います。

インターネットは24時間無料でつなぎ放題です。パソコンとイーサケーブルとをつなぐだけで、インターネットにつながります。速さは100MBです。設定は、マックですので一瞬で終わってしまいます。

これらは、あると便利な物です。白い大きな物(右上)が、ドライヤーなど電熱器関連の変圧器です。これをパソコンにつなぐと、パソコンが壊れます。パソコンなど電子精密機器には、水色の専用の変圧器(右下)を使います。もっとも、最近の電子機器類は、たいてい入力電圧がAC100-240Vまで大丈夫に設計されているので、プラグの形を変えてあげる(写真の左上のもの、ドイツはCかE型)だけでそのまま使えます。このプラグ変換器は、3つもあれば、使い回して十分生活できます。

 バスルームです。左端にトイレが写っていますが、この奥にシャワールームがあります。タオル類は、週に一度、新しいものと交換してくれます。石鹸もトイレットペーパーも補充してくれます。洗濯機(一回3マルク)と乾燥機(一回1.5マルク)、掃除機にアイロンなどは、地下の部屋にあります。

 これが、皆さんにもっともお勧めするFranziskaner WeissBierです。ドイツに来て、もっとも美味しいと感じたビールです。ドイツで売られているビールの中では、最も高いビールのうちの一つです。といっても、500 mlで60円程度です(しかし、もっともカロリーが高いビールでもあります)。
 どうにかして、日本に100本ほど買って帰りたいと考えています(ビールそのものの値段よりも、税金や重量超過料の方が高そうです)。