MATLABで、アニメーションの途中のfigureを表示させる方法を紹介します。

例として、ロジスティックマップのアニメーションを使って説明します。
基本的にはlogmov.mとほとんど変わりません。
% ===== ロジスティックマップのアニメーション ======
a = 4;              % ロジスティックマップのパラメータ
x(1) = rand(1,1);   % 初期値をランダムで決定

% ======= アニメーションのための値を計算 =======
y = []; xp = [];
for t = 1:100
    x(t+1) = a * x(t)*(1-x(t));             % ロジスティックマップの計算
    if t == 1
        xp = [xp; x(t) 0; x(t) x(t+1)];     % xp : アニメーションの黒い線
    else
        xp = [xp; x(t) x(t); x(t) x(t+1)];  % xp : アニメーションの黒い線
    end
    y = [y; x(t) x(t+1)];                   % マップの値
end

% ロジスティックマップを1つの線で描く
y = sortrows(y,1);          % 順番に並び替える


% ======= アニメーションの開始 =======
step = [1 20 30 50 100];        % 表示させたいfigureのステップ
s = 1;
for t = 1:100
    if t == step(s);
        figure;
        plot(0:1,0:1,'-','LineWidth',2);hold on      % 真ん中の45°の青い線
        plot(y(:,1),y(:,2),'r-','LineWidth',2);      % ロジスティックマップの赤い線

        if t == 1;plot(xp(t:t+1,1),xp(t:t+1,2),'k-');       % 黒い線をアニメーションで描く
        else;plot(xp(1:t+1,1),xp(1:t+1,2),'k-');end
        title(sprintf('%d/%d training steps',t,100))        % タイトルに学習回数を表示
        xlabel('x(t)'); ylabel('x(t+1)');
        s = s + 1;              % sを+1する
    end
end

っとまぁ、こんな感じです。
とにかく、保存したいtの時のfigureを、毎回表示させるだけです。
M-fileダウンロード: logmov3.m(右クリック→保存)
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