式番号の参照は、\eqref を使うと便利。番号の前後に勝手に()が付く。
例えば、\label{Eq:update}が付いた式の参照は
TeXコード 表示 Eq.~\eqref{Eq:update} : Eq. (1) Eq.~\ref{Eq:update} : Eq. 1 Eq.~(\ref{Eq:update}) : Eq. (1)
LaTeXの横線には、以下の4種類がある。英語原稿においては適切に使い分ける必要がある。
- ハイフン(一番短い '-') -- エンダッシュ(小文字のnと同じ長さ '−') --- エムダッシュ(大文字のMと同じ長さ '―') $-$ マイナス(符号)
で、それぞれの使い分け方。
・(-)ハイフン (LaTeX: -)
・(−)エンダッシュ (LaTeX: --)
・(―)エムダッシュ (LaTeX: ---)
・(−)マイナス (LaTeX: $-$)
下のを、\begin{document}の前に書く。
%--- ページ全体における図の占める割合 --- \renewcommand{\topfraction}{1.0} % 上から \renewcommand{\bottomfraction}{1.0} % 下から \renewcommand{\dbltopfraction}{1.0} % 文章の最小割合 %--- 図の上下の空白 --- \renewcommand{\textfraction}{0.1} \renewcommand{\floatpagefraction}{1.0} \renewcommand{\dblfloatpagefraction}{1.0} %--- ページ全体における図の数 --- \setcounter{topnumber}{10} \setcounter{bottomnumber}{10} \setcounter{totalnumber}{10}
下のを、\begin{document}よりも前(ヘッダー部分)に書く。
\usepackage{subfigure}
下のもヘッダー部分に書いて図の隙間等を調節。自由に変更してね。
\renewcommand{\subfigtopskip}{5pt} % 図の上の隙間。上図の副題と下図の間。 \renewcommand{\subfigbottomskip}{0pt} % 図の下の隙間。副題と本題の間。 \renewcommand{\subfigcapskip}{-6pt} % 図と副題の間 \renewcommand{\subcapsize}{\scriptsize} % 副題の文字の大きさ
例:使ってみる。上段図1つ、下段図2つの3つの図を表示してみる。
\begin{figure}[htb] \begin{center} \subfigure[]{ % 副題なし \includegraphics[width=.45\columnwidth]{Inp.eps} }\\ % 改行 \subfigure[BL-SOM.]{ \includegraphics[width=.45\columnwidth]{SOM.eps} }~ \subfigure[BL-FNSOM]{ \includegraphics[width=.45\columnwidth]{FNSOM.eps} } \caption{Learning simulation for Target data. (a)~Input data and initial state.} \label{Fig:target} \end{center} \end{figure}
と書くと、出力は
ってな感じ。改行の場所を変えても、勝手に(a)とか(b)とかの場所も変わってくれるので楽チン。
下のを、\maketitleの後に書く。
\renewcommand{\baselinestretch}{0.95} \small \normalsize
0.95を小さくすると、どんどん行間が狭まる。0.9より小さくすると、原稿はかなり見にくい・・・。
下のを、\maketitleの後に書く。
\newcommand{\bd}[1]{\mbox{\boldmath$#1$}}
例:使ってみる。
\[ \bd{x}_j=(x_1,x_2,\cdots,x_d)\] % 上 \[{\bf x}_j=(x_1,x_2,\cdots,x_d)\] % 下
と書くと、出力は
となる。上と下で、一文字目のxが違ってるね!上が自然。
今まで、数式中で改行するのには、equation の中に array を組み込んで使っていた。しかし!これがまた使いにくい・・・。
そこで! aligned ってのを見つけた!これは便利だ。
数式を並べるときは、そこに&をつければよろし。&の前にスペースも空かないし、これ賢い。
下のを、ヘッダー部分に書く。usepackageにtxfontsを使ってるときは、それよりも前!
\usepackage{amsmath} % {txfonts}よりも前!
例:使ってみる。 equationとalignedの合わせ技。キレイだ。
\begin{equation} \left \{ \begin{aligned} \dot{v}_{x_{i1}} = -k v_{x_{i1}}& + Fx_{i1,i2} - Fx_{(i-1)1,i1}\\ & + Fx_{i1,(i+1)1}\\ \dot{v}_{y_{i1}} = -k v_{y_{i1}}& + Fy_{i1,i2} - Fy_{(i-1)1,i1}\\ & + Fy_{i1,(i+1)1}. \end{aligned} \right. \end{equation}
と書くと、出力は
となる。簡単でキレイだ。
【追記】なんか、amsmathをusepackageに使うと、文中の式の改行が変だ・・・嫌だ・・・。